ゆめをみてあさ7時に起きました。
ゆめで見たことをノートに書き付けました。
そこは雨がやまない国でした。
ぼくはスマートさんでうちへ帰るところでした。
(ここを左に曲がればうちのある町だ・・・)
雨がやまない国、そこは赤土の泥がクリームのようになっていて、クルマはつるつると滑らせて走るものという考えの乗り物でした。たとえて言うなら、船とクルマの境目ぐらいのものです。地面は赤土色のクリームで覆われているのです。XF-64。
左に曲がった途端、当然のようにスピンをしました。スマートさんはクルッと反転して後ろ向きに、しかも曲がりたい方向ではない向きへどんどん進んでいきます。
まわりはクルマもひともいません。ですからぼくは勢いに任せるだけです。
万事がそんな調子ですから、この国では道路の通りかた、たとえば右側通行とか左側通行とかがとてもアバウトです。
スピンしたスマートさんの勢いがおさまり、向きを立て直して出発です。
すると、めずらしく対向車がこちらへ向かってきました。道いっぱいに2台のクルマが。
ぼくはそれらをよけようとして左へ寄りながら通りました。
すれ違いざまに見ると、それはパトカーでした。
ところがパトカーは、僕をなにか咎めようとしていました。理由はわかりません。
なにか怒鳴っていますが、それが何語かもわかりません。
(秩序をまもる役目のひとがまもるべき秩序。それは彼らのあたまのなかにだけある秩序・・・)
そうおもいながらぼくはそのまま通り過ぎました。
ここで目が覚めました。
おそらく、きのうの時点でみそを使い終えましたから新しく買わなくちゃとおもっていたことがキッカケで見たゆめかも知れません。
でも話しの骨子は、わたしが普段から感じている外界への違和感のような気もします。 ただそれは気がするだけで、ほんとうのところはまったくわからないのですが・・・
◎
このお話しをノートに書き付けてから、スマートさんで江ノ島のマクドナルドへ行きました。家とはちがう環境で、本をゆっくりと読みたかったからです。
ここの駐車場はコインパーキング。マクドナルドを利用すれば1時間は無料になります。
本をゆっくり読みすぎたために、無料の時間をわずかに過ぎてしまいました。追加料金を払って、うちへ帰りました。
うちの駐車場(うちから歩いて3分ほどのところにあります)にスマートさんを停めて、わたしはしばらく考え込みました。
何となれば、シートベルトのねじれがどうしても直せないのです。
どうやってもねじれがとれない・・・どうしてなのかな・・・
こっちのねじれをほぐすと、あっちがねじれる。あっちをもどせば、こっちがまたねじれる・・・ねじれの質量保存の法則です。
じつはこのねじれを数年前から気づいていましたが、何やらわけのわからない恒等式のような気分に支配され、ねじれていて良いのだとさえおもっていました。
ところがけさは、それがどうにも納得できなくなってしまいました。
どうしたらねじれが直せるのか・・・
ねじれをまっすぐに延ばしていくと、シートベルトの付け根にたどり着きました。
(あ、ここをボルトで留めている・・・ あ、そうか!)
うちへもどって工具をもってまた駐車場へ。
(ここのボルトをつけ直せばいいのか。そうかそうか・・・)
ねじれは見事に直りました。ここ数年のモヤモヤがまたひとつ晴れました。
いまにしておもえば、
(こんなかんたんなことすら気づかないなんて・・・)
という話しですが、わたしにとってはこんな小さなことでさえも大きな前進なのです。
この一件で、けさはとてもすがすがしい気持ちになりました。
◎
あさの693kHzは9時すぎの〔気象通報〕につづいて、子ども向けのお話しや古典の朗読の番組がいくつか続けざまに放送されます。
この2時間ほどが、わたしにとってのゴールデン・タイムです。
posted by minoru "dummy" koike at 10:55|
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ゆめのきおく
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